びわじま整形外科
看護師 安藤秀樹
高橋尚子選手は滅茶苦茶明るく、とびっきりの笑顔が最高にステキでした。
でも笑顔の中に秘めたマラソンへの取り組み方は真剣そのものであることも感じました。
「トーク&マラソンクリニック」でのお話は、世界の頂点を極めた彼女だからこそ語れる内容です。
真剣に取り組んでこられたからこそ、熱中症対策についての考え方、夏はソックスを厚めにするとか、シューズは1ミリの誤差でも許容できないといったこだわりは、勝負に勝つためには一切の妥協も許さないということですね。やはり世界で一番になられた方は、それなりの徹底した研究を積み重ねてきていらっしゃるのだと思いました。
でもでも高橋尚子選手と小出監督の、微笑ましい会話のやりとりは、おごりたかぶらない素直な人柄が伺えて、とても好感がもてます。
高橋尚子選手はトークショーが終わってから、800人の市民ランナーと一緒にジョギングを楽しみましたが、参加者の方と一緒にゴールしても、すぐに逆走して、また別の参加者の方と楽しそうにゴールしました。それを何度も繰り返されていましたので、高橋尚子選手は、「参加者との触れ合いを大切にしたいんだなあ、一人でも多くの方々と触れ合いたいんだなあ」と思いました。
ファンを大切にして、ファンと同じ目線に立って、明るく楽しく振る舞われる高橋尚子選手がますます好きになりました。
抽選会が終わって、最後に高橋尚子選手は今年の抱負を語りました。
「今年こそ、高橋尚子やります!がんばります!」と大きな声で力強く宣言。「皆さんに支えられて、育てられて、皆さんの力をお借りしてここまでこれました」と、謙虚な気持ちでいらっしゃる高橋尚子選手に、心から「がんばって下さい」と激励の言葉をかけたいと思います。