びわじま整形外科
看護師 安藤秀樹


 2005年7月17日に愛知県庁陸上クラブの皆さんとやぶはら高原ハーフマラソン大会に参加しました。

 以前は毎年9月に富士見高原で2泊3日の合宿を行っていたが、5年前から合宿がなくなって、 「やぶはら高原ハーフマラソン大会」が恒例のクラブ活動となった。

 私は毎年この時期には岩手県で行われるモトクロスに医療スタッフとして出かけているので参加できなかったが、今年はたまたま休みがとれたので、参加させていただいた。

 7月16日(土)の午前10時に名古屋駅で T さん運転のワゴン車に5人が乗って出発。高蔵寺出発予定のメンバーは、運転手の H さんが、奥様が入院されたとのことで行けなくなり、急きょ S さんが車を出すことになった。

 私たちは、名古屋駅から東名高速を経て中央道に入り、中津川パーキングで S さんたちと合流。中津川インターで下車したあとはひたすら19号線を走る。途中裏木曽街道沿いのレストラン「きりら」で昼食をとり、それから2時間ほどで長野県木祖村こだまの森の会場に到着した。

 現地は名古屋の蒸し暑さがなくて、涼しくて心地好い。

 会場で受け付けを済ませると、出店していたスポーツ店でスポーツ靴とランシャツを購入。そして宿(やぶはら高原山の家)へ。宿に着くと、すぐにランシャツとランパンに着替え、コースの試走に皆と一緒に出掛ける。私はデジタルカメラを持って出かけたので、「取材にでかけるのか」と皆に笑われた。

 試走は、ゆっくりしたペースだったので、大変ありがたかった。私は皆を撮影しようと思って、先頭よりかなり先の地点まで走っていく。撮影が終わると今度は最後尾になるので、再びペースをあげて先頭を抜き、さらに先の地点まで行って、立ち止まって撮影する。これをスタート地点から4.5キロポイントの味噌川ダム入り口まで繰り返した。味噌川ダムで皆とダムの雄大な景色を背景に記念撮影した。

 やぶはら高原は起伏に富んだコースなので、膝、腰に相当な負担がかかる。普段から太ももの筋肉、腰まわりの筋肉を強化してから大会に臨んだ方が良いように思う。名古屋ハーフマラソンの平坦コースと比較すると、ゴールタイムはおよそ5分~10分ほど遅くなるのではないかと思う。

 やぶはら高原ハーフマラソン大会を走ってみて、意外ときつかったのが、牧草地の平坦コース。スタートから登り、下りの走りに慣れてくるのか、残り5キロ地点にある平坦コースが意外ときつく感じた。

 極めつけはラスト2キロの急勾配のある坂。最後の最後での急勾配の坂は心理的にもかなりきつい。感覚的にはほとんどカメさんになった気分だった。 なんとか無事にゴールできたのでほっとした。

※ アテネパラリンピックに出場されたとか言う盲人の選手とは16キロまではほとんど一緒に走っていたが、それ以降は離されて、姿が見えなくなった。